第3次中東戦争(Six-Day War)
会議設定
議題:第3次中東戦争(六日間戦争),Six-Day War
議場:国際連合第5回緊急特別総会
史実決議:
A/RES/2257(ES-V)
A/RES/2256(ES-V)
A/RES/2255(ES-V)
A/RES/2254(ES-V)
A/RES/2253(ES-V)
A/RES/2252(ES-V)
設定日時:1967/6/17~1967/7/21
使用言語:日/日/日
会議参加国数:最低15, 最大30
*基本はシングルを想定しています。ペアデリを希望する際はフロントにご一報ください。
募集人数:15~30人 *シングル想定
フロント
会議監督 | 四宮実彩(駒場研究会神メン)
議長 | 杉田悠水(神戸研究会神メン)
参謀長 | 猪狩花(神戸研究会神メン)
副参謀 | 吉野泉(駒場研究会老メン)
参加者へのメッセージ
こんにちは。駒場研究会の神メン、四宮実彩(しのみやみいろ)です。
唐突ですが、皆さんは模擬国連が好きですか。
模擬国連という競技はスポーツでもなければ、ただ勉強するだけというわけではない、少し特殊な競技だと思います。模擬国連を始めよう、続けようと思ったきっかけは何ですか。
私は、模擬国連がずっと大好きだったとは残念ながら言えません。時には辛いこともあったし、なんなら会議の中では上手くいかないことの方が大半です。そんな人も中には多いのではないでしょうか。それでも模擬国連を続けてきた、これからも続けていこうと思っている、そう思えるのは模擬国連にどんな魅力があるからなんでしょうか。
この会議は、模擬国連を続けるか迷いながらも、神メンまで続けてきたからこそ言える模擬国連の魅力、楽しさ、憧れのようなものを私たちフロントなりの見方で伝えていきたいです。
私自身が、なぜ続けてきたのかというと、まずは模擬国連という競技の奥深さ、奇妙さとでも言いましょうか、そういったものに惹かれたからです。
大学生になって模擬国連に参加して、レビューで自分の中には全く無かった視点から、指摘をもらいました。良い会議行動とは何か、模擬国連とはどんな競技か、私が初めて考えたのは、レビューがきっかけです。
そこから、模擬国連ってどんな競技なのか、どんな会議行動が模擬国連の理想なのか、考えるようになりました。今でも試行錯誤ではありますが、私たちなりに答えを見出したつもりなので、この会議はいわば理想の会議を目指して当日まで駆け抜けたいと考えています。
願わくば、私たちと一緒に理想の会議を作りたい、私たちが考える理想の会議を知りたい、そう考えてくれる人に参加してほしいと思います。とりあえず、この冬だけでも、もう一度本気で全力で模擬国連というものに向き合ってみませんか。
新メンなら模擬国連の奥深さに気づいてきた頃かもしれません。自分の価値観を育てて行く時期でしょうか。
旧メンなら今年1年運営代として純粋に競技だけに向き合ってこれたわけではないかもしれません。運営の中では辛いことも沢山あったと思います。私自身、旧メンでやめるか迷っていました。それでもここまで続けてきたのは、旧メンの時の全日があったからです。全日は運営のことを一旦忘れて、純粋に模擬国連そのものに向き合うことができる貴重な機会だと思います。
かつての私みたいに、全日でやめようと思っている人が、少しでも模擬国連って楽しいかもって思ってもらえるような会議を作ることが出来たら、本望です。
老メン、神メンとなると下級生も増えてきて、模擬国連について、コミュニティについて真剣に考える時期かと思います。それぞれの模擬国連としての価値観が出来上がってきたメン齢だからこそ、私たちが考える模擬国連に共感してもらえたら、そして会議に参加してくれたら、すごく嬉しいです。
私たちの集大成を一緒に作り上げてくれませんか。
そんな参加者を募集します。
駒場研究会 四宮実彩
会議コンセプト
ESSENCE
ESSENCEという言葉には、
- 本質
- 風味付け、香り付け
の2つの意味があります。
一つ目の「本質」という意味には、「模擬国連とは何かを考えてほしい」「本質的な会議行動とは何かを考えてほしい」という二つの意味が込められています。
会議行動への認識と模擬国連の定義は密接に関係していて、会議行動の認識の違いはしばしば模擬国連観の相違を表します。抽象的な視点と具体的な視点両方を持って模擬国連について考えてほしいと思い、この場ではあえて二つの設問に分けました。
そして、私たちは、各々の模擬国連観は多様ではあるかもしれないが、模擬国連を会議として成立させるためには、共通して持っておかなければならない要素があると考えます。
- 議題に対する知識量だけで交渉の良し悪しが決まらないこと。会議には議論、交渉が必要であり、それらをどう使うかによって帰結が変わること。
- 勝つためにどのような手段を選んでもいいというわけではないこと。
- 長期的に望ましい国際秩序から議題レベル、文言レベルまで落とし込んで国益を考えること。
- 会議で得られる利益を最大化するため、将来に与え得る影響を考慮して自国の行動を評価すること
など
「模擬国連とは何か」という抽象的な問いですら、すぐに答えの出せる設問ではありません。
実は、この問いは私が模擬国連をここまで続けてきた理由の一つです。模擬国連というものが何かよく分からなくて、その奥深さに惹かれて模擬国連を始めました。ただ、その答えがなかなか見つからなくて、いつの間にか神メンになっていました!
それくらい奥が深い問いだと思います。皆さんもSix Day Warの会議を通して、私たちフロントと一緒に考えてみませんか。
私たちは私たちと全く同じ模擬国連観を持つことをデリの皆さんに求めてはいません。ただ、私たちが考える模擬国連像に少しでも共感してくれて、一緒に会議を作りたいと思ってくれたら嬉しいです。そんなデリの皆さんと私たちも一緒に会議を作りたいと思っています。
二つ目の「風味づけ、香りづけ」という意味には、私たちからのメッセージが込められています。
この会議に参加することを通して、皆さんはきっと「模擬国連」というものについて今一度考えることになると思います。
そして、その会議で培われた経験や、会議を通して考えたことが、皆さんのこれからの模擬国連人生に活かせるようなESSENCEとなることを願っています。
議題解説
六日間戦争とも呼ばれる第3次中東戦争は、エジプトがティラン海峡を封鎖したことを発端に起きた。エジプトがこうした行動をとった背景には、ソ連がエジプトへ流した情報があると言われている。その情報とは、イスラエルがシリアに攻撃することを決定し、国境沿いに軍を集結させているという内容だった。これを受けて、エジプトはシナイに兵を送ることを決め戦闘命令を出した。さらに、その数日後、エジプトはアカバ湾の封鎖を発表した。これが第3次中東戦争のきっかけだと言われている。 この六日間戦争とも呼ばれる短い期間でありながらも、第3次中東戦争は、多くの利害が絡み合う出来事だった。イスラエルとアメリカには歴史的に深い関係性があったり、中華民国と中華人民共和国の国連議席争いに奮闘するソ連の思惑があったり、第3次中東戦争は代理戦争としての側面も持ち合わせている。また、第3次中東戦争に直接関わっていなくとも、利害が強く絡みあっており、中東への関心や経済的な状況もさまざまである。そのため、起こりうる帰結に幅がある点も本会議の魅力の一つだ。
論点(争点)解説
・イスラエルの侵略を非難するか
・イスラエルに即時撤兵を求めるか/条件つけるか
・撤兵ラインを設けるか、ラインはどこにするか(6/5戦闘開始前のライン)
・アラブ各国からの撤兵を求めるか
・撤退と同時に交戦状態の終結を求めるか
・平和構築の方法
・平和的解決に向けた安保理による緊急審議
・共存確立のための努力を関係各国に求める
・本決議の履行確保のための援助を加盟国に求める
・エルサレム合併をどう判断するか
・認める
・認めない
・言及しない
・決議の履行をどう担保するか
・代表を任命する/国連事務総長
・関係当事国との折衝を行う主体
・国連事務総長・難民
・エジプトによるアカバ湾封鎖をどうするか
以上が考えられる争点です。
国割
確定した国割はありません。デリの集まり具合等を鑑みて決定する予定です。
会議の特徴
この会議では「模擬国連とは何か」という抽象的な問いと「どんな会議行動が望ましいか」という具体的な問いをデリの皆さんに投げかけます。これらの問いについて考えることを通して、模擬国連というものの解像度が上がるような経験をしてほしいと思っています。
どんな会議行動がいいのか、模擬国連の何に惹かれて模擬を続けているのか。改めてそう問われたとき、皆さんはどのように言語化しますか。こうした問いについてみんなで考える場所が今までなかったわけではありません。それでもなお、この全国大会の会議という場所でその抽象的な問いを改めて皆さんに問い直すのは「今会議」という具体的なテーマが設定された上で、良い会議行動とは何かと今一度考えてほしいと考えるからです。具体的なテーマが設定されれば、会議行動はより具体的に考えなければなりません。
それぞれが持つ理想の模擬国連を「今会議の会議行動」というレベルにまで落として考えてみることで、模擬国連に対する解像度を上げる、そうした経験を提供する会議です。ただ、それを実現するには私たちフロントの力だけでは十分ではありません。会議はフロントだけでなく、デリの皆さんと一緒に作り上げていくものだと考えています。そのためにもお互いに全力で取り組んでいきましょう!
俯瞰的な問いを持ってして具体的な会議行動を考えること、良い会議行動を目指して会議戦略を練ること、その結果として、今会議は皆が実力を発揮できる場所になると思います。実際は上手く行かないことも多いかもしれないけれど、それでもなんだかんだ皆が戦略を考えたり、議場を分析したりするのを楽しんでいる会議を作りたいです。全力でぶつかって、それぞれの色々な表情が見られるような会議になることを期待しています。
対象とする参加者
・フロントが考える模擬国連像に共感してくれる人
・フロントが考える模擬国連像をもっと知りたい、一緒に考えたいと思ってくれる人
模擬国連とは何かから考えることで、自国にとって本当に意味のある行動とは何か、議論を交渉に繋げるためにはどのような議論をするべきで議論をどう使えばいいのかなどを俯瞰的に考える視点を持てるようになると思います。
「フロントが考える模擬国連像」とは一体何なのかについては広報等を通じてこのHPでは書ききれない部分もお伝えしていきます。各種SNS(X(twitter), instagram)をご参照ください。